2022年8月17日水曜日

Googleレンズに画像全体認識オプションを付けて欲しい

 まだまだ暑さが続く。すっかり少なくなってしまった水田だが、近所に僅かに残っているところがある。稲穂もだいぶ成長して垂れ下がり始めた。農家としては鳥避けを本格化させなければならない。案山子(カカシ)の登場だ。

 この風景、鳥たちにはどのように映るのだろうか。色んな種類の案山子がいるので、近づき難いのか、それとも、慣れっこになってしまい、あまり怖がらないのか。では、ちょっと飛躍するが、現代のAI(人工知能)がこれらの風景を見た場合、どのように認識するのだろうか。

 AIと言っても色々あるので、何とも言えないが、スマホから最も手軽に使える画像認識用のGoogleレンズの結果は、まだまだだなあ、という感じだ。こちらとしては、個々の案山子の種類を言って欲しいのではなく、「稲穂が実り始めた田んぼに出現した案山子」と言って欲しかったのだが、以下のような結果が...
 (a)人形かかしの風景 →案山子の着ている服が29,700円
 (b)大きな目玉型かかしの風景→草刈り機
 (c)大きな鷲型のかかしの風景→鳥避けカイト鷹

 実は、「稲穂が実り始めた田んぼに出現した案山子」のように、画像からその内容(状況
)の説明文を自動生成する技術はすでにあるのだ。だから、言いたいのは、Googleレンズには、「画像に写っている主要な物の特定」か、または、「画像全体の雰囲気や状況の説明」かを切り替えられるオプションを付けて欲しい!


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