(念のため、末尾に(注1)(注2)(注3)を追記しました。)
(→続編はこちらにあります。)
掌どころか指先に載ってしまう、この小さなカメラですが、AI(人工知能)のためのニューラルネットワークプロセッサ(CNNやFFTアクセラレータを含む)を搭載しているとのことですから驚きます。日経ソフトウェア最新号(2020年11月号)に紹介記事が出ています。M5StickVという製品ですが、注目度が高く品薄のようです。ようやく、秋葉原の店の通販で、3,500円で購入できました。
初期状態で搭載されているのは、顔検出アプリです。人の顔の膨大なデータを使った学習は既に終了していて、その学習結果を使って、顔をリアルタイムに検出するものです。さっそく試してみました。首相官邸のホームページに、新内閣の閣僚が並んだ写真が載っています。検出結果の一例を以下の図に示します。管総理と麻生副総理のお顔が検出され白い枠線で囲まれています。ベリーグッド。見せますね。
これ以外にも、学習済みデータはいくつか用意されています。例えば、有名な手書き数字認識(MNIST)のための学習済データ(モデル)も提供されています。これを利用して、自分で紙に描いた数字をリアルタイムに認識させるには、[入力画像前処理]+[forward計算]+[表示処理]の合計で、マイクロPythonプログラム約25行だけ書けばよいのです。すなわち、学習過程のプログラムは書きませんが、認識するためのプログラムは高レベルで小さく作れますので、AIの初歩の勉強にもなります。こんなに小さな安価なデバイスで、それができるは素晴らしいと思います。
































