2020年7月27日月曜日

今さらJSONをJavaScriptで検索?なんて言わないで

【要旨】植物に関する自由形式記述からJSONファイルをJAVAを用いて自動生成しました。その結果のJSONの検索プログラムを、今回はJavaSriptで書きます。初心者の方にとって、ご参考になる点があれば幸いです。

JSONを扱うならJavaScriptを使うのが普通?
 これまで、日本語の係り受け解析(MeCabとCaboChaによる)を使ってJSONを自動生成するプログラムをJAVAで作りました。その流れで、結果のJSONを検索するプログラムもJAVAで書いてきました。そこでは、ラムダ式とストリームが有効に働きました。

 しかし、JSONは元々JavaScriptと相性が良く、特にwebアプリにする際はJavaScriptの方が何かと便利かも知れない。そこで、今さら、という思いもあるのですが、いくつかの形態の検索をJavaScriptで作成してみました。具体的な方法はいくつかあるのですが、今回はjQueryを利用します。結論としては、JAVAの場合とほぼ同様の書き方でできました。

 JAVAで実施した場合の記事は以下にあります:
(対象としたJSONファイルの説明はこの記事の後半にあります。)

JavaScriptによる検索(上記JAVAの場合の3例に対応)
 以下にソースコードを示します。JAVAの場合と同様に、.filter、.map、.reduce、.forEachなどを使っています。従来型の書き方と比較すると、このような検索をするのに、明示的なforループが全然出てきません。(テキストで綺麗に表示する方法が分からないので、画像にしてあります。)出力は、上記のJAVAの場合とほぼ同じ(形式が若干異なるが)になりましたので、省略します。

↑葉が"倒披針"で、花が"白"または"紫"の植物
↑掲載されている植物の果実の種類(type)を重複なく列挙する
↑植物の種類(区分)毎に、それに属する植物の葉の特徴を纏める

 こんな感じでJSONを検索できるので、フォームやボタンをつけて、ユーザフレンドリーな検索画面は作れそうですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿