■JSONを扱うならJavaScriptを使うのが普通?
これまで、日本語の係り受け解析(MeCabとCaboChaによる)を使ってJSONを自動生成するプログラムをJAVAで作りました。その流れで、結果のJSONを検索するプログラムもJAVAで書いてきました。そこでは、ラムダ式とストリームが有効に働きました。
しかし、JSONは元々JavaScriptと相性が良く、特にwebアプリにする際はJavaScriptの方が何かと便利かも知れない。そこで、今さら、という思いもあるのですが、いくつかの形態の検索をJavaScriptで作成してみました。具体的な方法はいくつかあるのですが、今回はjQueryを利用します。結論としては、JAVAの場合とほぼ同様の書き方でできました。
JAVAで実施した場合の記事は以下にあります:
(3種類の検索例があります。)
(対象としたJSONファイルの説明はこの記事の後半にあります。)
■JavaScriptによる検索(上記JAVAの場合の3例に対応)
以下にソースコードを示します。JAVAの場合と同様に、.filter、.map、.reduce、.forEachなどを使っています。従来型の書き方と比較すると、このような検索をするのに、明示的なforループが全然出てきません。(テキストで綺麗に表示する方法が分からないので、画像にしてあります。)出力は、上記のJAVAの場合とほぼ同じ(形式が若干異なるが)になりましたので、省略します。
↑葉が"倒披針"で、花が"白"または"紫"の植物
↑掲載されている植物の果実の種類(type)を重複なく列挙する
↑植物の種類(区分)毎に、それに属する植物の葉の特徴を纏める
こんな感じでJSONを検索できるので、フォームやボタンをつけて、ユーザフレンドリーな検索画面は作れそうですね。
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