2019年6月7日金曜日

日本タンポポと西洋タンポポ(1)

とうとう本日(2019-6-7)梅雨入りとなりました。情報工学科のブログに以下の記事が載っていました。そろそろたんぽぽも終わりの時期ですが、まだ綺麗に咲いているようです。

たんぽぽ(?)の自然群生
http://blog.cs.kanagawa-it.ac.jp/2019/06/blog-post_5.html

たんぽぽ(?)と疑問符が付いていますが、恐らく、たんぽぽだと思います。ところで、たんぽぽには、西洋タンポポと日本タンポポ(カントウタンポポ等)があります。最近は、西洋に押されて、日本のは減少傾向のようです。

さて、その見分け方ですが、以下の図のように、花の下側にある総苞の形態で決まるとのことです。渡辺坦氏による参考資料[1]には、以下のような要約記述があります。詳しい説明と写真も掲載されています。
  • セイヨウタンポポ: 葉は羽状深裂し、花は舌状花のみで、総苞片は反り返る。
  • カントウタンポポ: 葉は羽状深裂し、花は舌状花のみで、総苞片は直立する。



本日から梅雨入りということなので、雨がまだ降る前の早朝に、近くの田んぼのあぜ道へ行って探してみました。幸い、上図のとおり、西洋タンポポと日本タンポポの両方とも見つかり(両者は数十メートル離れていましたが)、iPhoneで撮影することができました。

情報工学科のブログ記事のタンポポも恐らく、日本タンポポのように見えますが、正確には、総苞を調べないと断定できません。

[参考資料]
[1] 渡辺 坦: 植物の名前を探しやすいデジタル植物写真集

0 件のコメント:

コメントを投稿