2019年8月30日金曜日

蚊の不快な"ぶうーん"音をスマホで再現(その1)

 放送大学をテレビで見ていたら、「音の波の初歩」に関する講義でした。2つの音の周波数が僅かに(1Hzでも、10Hzでも)異なっている場合、その合成音はうねりのあるものとなる、とのことでした。昔、習ったことがあったはずですが。一例として、蚊のあの不快な「ぷーん、ぷーん」といううねり音もこれによって生じるとのことです。

 それは、MatLabなどを使えば、綺麗なグラフと共に簡単にシミュレーションできると思いますが、ここではスマホ用に、自分好みのデザインのアプリを作成して、それを確認したいと思います。それが、私流のやり方?

 そんなスマホアプリを素早く作るには、何と言ってもMIT App Inventorの利用です。以下がそのアプリですが、想定した現象は一通り再現できたと思います。蚊の左右の羽の周波数とその合成周波数の表示等は自作しましたが、音を鳴らすのは、参考資料[1]にあるExtensionを利用させていただきました。 開始時の両羽の振動の位相は、自然界を反映して同じではありません。






 本アプリ、単機能のミニアプリに過ぎませんが、参考資料[2]のとおり置いてあります。もしも試してみたいと思われる方はどうぞお使い下さい。

参考資料
[1] ToneGenerator Extension (Thunkable)
https://community.thunkable.com/t/extension-tonegenerator-beep-frequency-duration/7978
[2] 本アプリは以下にあります(Android用)
https://www.dropbox.com/s/5uw1u29d38r3m93/mosquitoX.apk?dl=0
(Androidで、.apkはプレビューできません、となっても、下辺中央のボタンを押してパッケージインストーラを起動すればインストールできるはずです。)

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