2025年1月17日金曜日

マウスもポインターも使わないパワポ・プレゼン

 皆様すでにご利用かと思いますが、Power Pointのプレゼンで、マウスもポインターも使わず、聴衆と向かい合ったまま話を進めたい場合がありますね。そんな時、遠隔から指先で(くまモンを)クリックしてスライドのアニメーションを行うといいのではないでしょうか。
 一例を挙げます。「量子もつれを利用したMermin-Peresマジック(ゲーム)」の説明をそのようにしてみました。そのビデオをご覧ください。黙ってみていても、話の流れがつかめていい感じではないでしょうか。

2025年1月9日木曜日

関孝和と仏陀に、量子コンピュータについて質問してみた

 AIチュートリアルシリーズ「AI with MIT App Inventor」に、このほど「GenAI: Historical Character Advisor App」が追加された。これは、歴史上の偉人に、自由に質問をして回答を得るアプリの作成である。慣れた学生であれば、30分もあれば作れてしまう!

 私が最も驚いたのは、Steve Jobsは、40年前に今のようなAI時代を予測していた!との記述である。彼がそれを話しているYoutubeビデオ(90秒)がここにある。その中で、例えば、現代の人がアリストテレスに質問して答えを得るといった構想を述べているのである。上記のチュートリアルは、これをスマホアプリとして実現するものなのである。

 これは素晴らしい!と思い、かっての同僚のT. H.先生に話したら、「面白いが、AIによる回答が、本人の回答と同じという保証はない...」との感想でした。冷静に考えると、確かにその通りである。そんな回答を信じていいのかと思い直した。だが、捨て切れるものでもない。まずは、試してみよう!

 このチュートリアルを自分なりにデザインを変えて、関孝和(江戸時代の世界的数学者)と仏陀に、「量子コンピュータは実用化できますか?」と質問してみた。それぞれ、確かにその人らしい回答が得られた!

 両者の回答のポイントは、以下のとおりだと解釈される。
⭕️関孝和:課題は多いが、多くの分野に革命を起こすほどの可能性を秘めている。
⭕️仏陀:潜在的な利点とリスクに留意せよ。

 困った!本人からの回答だと信じるべきか否か。あなたならどうしますか?


(補足1)
仏陀からの回答の最後の方が画像では欠けていましたので補います。

「最後に、人間の人生の究極の目標は物質的な成功や技術的進歩を達成することではないことを覚えておく必要があります。究極の目標は、悟りと苦しみからの解放を達成することです。私たちは、テクノロジーの追求に夢中になりすぎて、精神的な成長を忘れてはなりません。」

(補足2)LLMは、デフォルトではGoogleのGeminiになっていますが、ChatGPTを使うこともできます。ただし、一定回数以上になると、有料のAPIトークンの入手が必要のようです。

2025年1月1日水曜日

新年を迎えて:原点から湧き出るような

  新年を迎え、今年もこうありたい、という想い(の一端)を描いてみた。良く知られていることだが、複素数の神秘の一つを、久しぶりにPythonでコーディングしてみた。ある程度イメージに近いかも知れない。本当は、綺麗なアニメーションにすべきだが、そこまで手が回らない。Pythonで書くにあたっては、ChatGPTのお世話になった。今年もそういう機会はどんどん増えるだろう!

 短いgif画像を残像処理付きで作ってみた。流れがはっきり見えてきた!
 これ以外にも、複素数の神秘をいくつか描いてみた。極と零点付近の偏角の分布と、-1のn乗根である。