2018年7月2日月曜日

共通のソースプログラムでiOS用とAndroid用のアプリを作れるThunkableX(その2)

続編です。
「同じソースで、AndroidでもiPhoneでも実行できる」にこだわった例題をもう一題作ろうと思いました。

結論からいうと、現時点では、なかなか思うように行きません。というのは、Android版(Thunkable Classic)で使うことができた多様なコンポーネントや機能のうちの多くがまだサポートされていないためです。

しかし、これは無理もないことです。AndroidでもiPhoneでも、PCやMacに比べると著しくリソースに制約があります。そのうえ、同一ソースプログラムで、両プラットフォームで動かせるようなプログラミングシステムを設計・実装するとなれば、これは一大事業なのですから。今後に大いに期待します!

「同じソースで、AndroidでもiPhoneでも実行できる」の2番目の例題として作ろうとしたのは、以前、Android版で作成した、「本学ソーラーカーの鈴鹿サーキットでの走行軌跡の描画」です。

快調に?そのソースプログラムを書きました。以下のものです。

鈴鹿サーキットでの走行軌跡描画のソースプログラム

早速、まず、iPhone向けにビルドして実行させました。Goodです!

iPhoneでの実行は問題なかったのだが...

では次に、これを、Andoid用にビルドして実行させましたが... Goodではないです!
直ぐにクラッシュしてしまいました。Google Map上に、点を移動してポリラインを引く際に異常終了するようでした。

こんな時は、下記のThunkableコミュニティでのディスカッションが参考になるはず。


確かにありました。「iOSでは良いが、AndroidではMap関係がうまく行かない」「The Map component does not yet supply its own latitude and longitude so we currently recommend using the Location Sensor component」等々が述べられていました。そうで したか、しばらく待ちましょう!Thunkableメンバーの健闘を応援したい。

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