滅多に買わない週刊紙であるが、先日、あることから、一冊の週刊誌(週刊新潮 2019年2月14日梅見増大号)を近くのコンビニで購入した。その中に、ちょっと目を疑うようなタイトルの記事が掲載されていた。"「数学する」歓び"という題の特別読物である。若き独立(数学)研究者による4ページの随筆である。
大衆向け週刊誌で、タイトルに"数学"という用語が含まれる記事は、これは滅多に出現しないであろう。だから驚いた。その記事は、「機械を使った人間の知能の模倣」と「人間の思考を機械に似せること」、そして、「無意味の世界」と「意味を見出そうとすること」などについて一定の説得力で書かれていた。「人工知能」がこれだけ注目されているこの現代に、もっと深く考えさせられることがあるのかも。
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