2017年11月27日月曜日

iPhoneでもApp Inventor!(その2)

 iPhoneでApp Inventor(Thunkable)の続編(その2)です。もう一例作ってみます。非常に短いけれども、クールな例題と思います。リアルタイムデータベースFirebaseだと思います)の利用例となっています。

 具体的には、 「私のiPadで発生させた乱数をリアルタムに、友人B君のiPhoneに表示させる」というiOS用のアプリです。両者に共通の同一プログラムになっています。実行例を以下に示します。

私のiPad(右側)で発生させた乱数が、即座にB君のiPhone(左側)へ!

これは、簡単な例ですが、この枠組みによれば、以下のような応用にも直ぐにつながります。
  • センサからの許容範囲外の値の自動検出
  • 動いている物や歩く人の地図上でのリアルタイム追跡

 このようなアプリの処理方式としては、Bluetooth、WiFi direct等の通信を明示的に使うか、あるいは何らかのWebBDを介してB君側が明示的に待ち受ける(データベースの中身をチェックする)プログラムを書く必要があります。しかし、ここでは以下のように、データベースの内容が変わったら自動的に通知してくれる(リモートイベントとして伝わる)機能を使えるので、プログラムは非常に簡単になります。

これが、このアプリの処理の全てです(拡大してご覧下さい)

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