これまでは、このようなブロックプログラミング開発環境は、Android向けしかありませんでした。具体的には、MIT App InventorやThunkableがありました。そのThunkableでは、下図のようにiOS(iPhoneやiPad)向けの開発環境を提供し始めました。これは非常にインパクトがあると思います。
iOSでもAndroidでもできる! |
Android向けとiOS向けでは、利用者に対する基本的な考え方は変わりません。でも、実際のインターフェース、操作手順はそれぞれのOSに依存して少し異なります。ですから、マニュアルも作り直さなくて行けません。しかし、それは些細なことです。両方のOSで、このすばらしいブロック型プログラミングができるのですから!
では、上記オープンキャンパスで取り上げた3つの例題のうちの一つである、「人工知能による画像認識アプリ」をiPhone用に作ってみます。Androidの場合と同じく、MicrosoftのImage Recongnizerが使えます!以下がその実行例です。
こちらの認識結果はなかなか良いと思います |
[注] iOSの場合、Apple Store以外のアプリについては、インストールは厳しい制約がありますが、巧妙に安全に、自分のiPhoneへこのアプリはインストールできます。
このアプリのユーザインタフェースの画面と、ブロック図を以下に示します。この2つがこのアプリの完全なソースプログラムとなっています。
ユーザインタフェースの設計 |
ブロック(処理部)の全体 |
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