本件、前編(その1)と(その2)とも、Windows単体で動く
Sony Neural Network Consoleを使いました。その後、すぐに
クラウド版(ベータ版ですが)が公開されました。Macからも使えます。
Macファンとしてはとても嬉しいです。さっそく、試してみました。
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クラウド版が使える! Macからも使える! |
このクラウド版のいいところを列挙してみます。
- Windows単体版で作成したプロジェクト(ニューラルネットワークの層構造など)は、そのままクラウドへアップロードして使える。
- データセット(データの本体のuriとラベルの組み)のアップローダーが備わっており、自動的にデータ本体もアップロードしてくれる。
- クラウド版の方に本腰をいれているようだ。Windows単体版よりも表示情報が詳しく、GUIも若干充実している。
一方、おやっ?と思ったのは...
- Compute Hoursは10時間まで無料で使える、と書いてあるのですが、このCompute Hoursとは何なのか。ログイン状態の経過時間のようです。計算も何もしていないつもりでもカウントされてしまうようです。実際、40分くらいしか実質計算にはかかっていないはずなのに、下図のとおり、すでに6.7時間も使ったことに!ベータ版の無償版だからしかたないのか。
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えっ、もう6.7時間も使ったことに... |
以下に、Windows単体版での前編(その2)で実施したのと同じ条件で、このクラウド版を使った際の状況を示します。
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ラーニングカーブ(経過時間の表示など詳細情報も表示される) |
学習後の評価結果は、(その2)とほぼ同一なので省略しますが、評価結果の詳細を表示してみると、下図のように、入力データ(この例では周波数スペクトル)の中身がより分かりやすくpreview表示されていました。
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学習後の評価結果の詳細表示の例(入力データのpreviewもgood) |
また、これはWindows単体版にもあるのですが、学習の履歴も見ることができて便利です。
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このプロジェクトの学習履歴 |
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