2016年12月6日火曜日

Web Serviceの続きの続き (分散システムの演習)

 先の記事「Web Serviceの続き」の続きです。以下の図を見ると、なんだ、Android端末が追加されただけじゃないの?と思われるかもしれません。しかし、そこが重要なのです。JavaのJAX-WSを使って生成される一般のWeb Serviceが、別の言語(例えばPython on Ubuntu)でのクライアントからも使えることは非常に大きい。今回は、そこへAndroid端末も参加させたということです。


 
 なお、Android上でWeb serviceのクライアントプログラムを書くには、KSOAP2という軽量ライブラリを使います。スマートフォンという制約されたリソースで動かすために用意されたライブラリです。しかし、それだけに、Python等の場合と比べて、やや記述量が多くなります。例えば、Webサービスに含まれる引数付きのメソッドを呼び出すには、引数の型や値を特別のプロパティに設定してやる必要があります。また、スマートフォンでは非同期処理も重要であり、このライブラリ使用もAsyncTaskとして扱います。

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