2022年10月4日火曜日

極細0.2mmのシャープペンシルの使い心地

 筆記用具の話です。電子書籍を読むことがあるのですが、これはじっくり読みたいとなった場合は、どうしても紙の書籍を注文してしまいます。赤や青で線を引いたり、余白や行間にメモを書かないと気がすまないからです。そんな時、普通の0.5mm芯のシャープペンでは太過ぎます。最近、0.2mm芯のものがあることを知り、使い始めました。素晴らしい使い心地です!

 きっかけは、量子コンピュータ初歩実験「光子の干渉」をやったことです。ここにその記事があります。レーザーポインタの光線を当てる極細軸として、0.2mmの芯が必要でした。その後、この芯を使うシャープペン「ぺんてるOrenz」を購入して使い始めたところ、予想以上の素晴らしい使い心地でした!
 狭いところに小さな文字を鮮明に書くことができます。そして、0.2mmという極細なのに折れません。素晴らしい芯出しメカニズムになっているようです。芯の出口付近をうんと拡大してみると、シリンダ先端の切り口は丸味を帯びています。そのため、シリンダが紙に触れる前に、わずかに顔を出している芯の方が先に紙に当たる。そこがポイントらしい。

 図にある通り、芯はほとんど見えません。この状態で書き続けられます。芯は細いシリンダに囲まれているので折れないのです。そして、芯が減って行くと、自動的にシリンダも少しづつ縮んで行きます。だいぶ短くなったら、再度クリックすれば良いのです。

 私にとっては、筆記の革命のようです。これまで、0.5mmを使っていた場面でも、代わりにこの0.2mmを使えそうです。以上、ご参考までにご紹介。
 Pentel Orenz 0.2mmのシャープペンの価格は500円〜2000円程度。機構は同じだと思いますが、軸(ケース)の材質やデザインにバラエティがあります。また、同じ0.2mmでも、濃さ(硬さ)はHBや2B等があるので、好みで選ぶことになります。

0 件のコメント:

コメントを投稿