台風15号(2019年)が関東地方へ接近しています。そんな時は、スマートフォンに内蔵されている気圧センサの活躍です。過去にも(2014年10月に)同じようなことをやりました。それは以下のとおりです。5年前のことですが、まず、以下をご覧下さい。
「接近する台風18号をスマートフォンでリアルタイム観測」
http://blog.cs.kanagawa-it.ac.jp/2014/10/18.html
2014年台風18号通過の観測
今回は、誰でも、手軽に台風の接近、通過を気圧で確認できる簡単なアプリを作成しました。例えば、5分毎に気圧を取得してスマホのテキストファイルに格納します。それをメールでどこかへ送って取り出し、Excelなどで 上図のようなグラフを描いてみよう、というものです。リアルタイムではありませんが、「台風は低気圧」というのがよく分かると思います。以下のアプリです。
下記においてありますので、よろしければお使い下さい。
https://www.dropbox.com/s/x3trcqao78jgu1d/typhoon.apk?dl=0
(Androidで、.apkはプレビューできません、となっても、下辺中央のボタンを押してパッケージインストーラを起動すればインストールできるはずです。)
【注】通常、Android端末は、最大で30分でスリープします。そうすると気圧観測が停止していますので、必要に応じてスリープを止める必要があります。Android OSバージョンによって異なると思いますが、以下のようにできるはずです。
[設定]→[システム]→[開発者向けオプション]→[充電中スリープにしない]
【このアプリのソースコード1】以下のブロック図がその全てです。
気圧取得にTaifun_extensionを利用しています。また、メールで添付ファイルを送るために、標準装備のsharingブロックを使っています。(ただし、このプログラムは、気圧センサ用のextensionとユーザタイマーの干渉が起こり得るようであり、不要の気圧値が採取される可能性があります。)
【別方式のソースコード2】以下のブロック図がその全てです。
ソースコード1とは異なり、ユーザのタイマーで気圧検出間隔を決めるのではなく、気圧センサ用のextensionが提供する、気圧変動イベントリスナーに基づいて、(スレッシュホールドを指定して)気圧を取得します。(この場合は、気圧取得時間が不等間隔になりますので、グラフを描く場合は注意が必要です。)
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