2017年1月12日木曜日

情報工学科のスマホ(Android)アプリが米国のコンテストで入賞

本件は、大学のKAITニュースにも掲載して戴きました:



 米国MITとGoogleが開発してきたMIT App Inventorと呼ばれるスマホアプリ用の開発環境があり、世界の多くの教育機関などで使われています。これをさらにビジネス分野へも適用することをねらって、昨年、新たなにThunkableという機関が設立されました。それを契機に、Thunkable主催のアプリコンテスト「Top Developer 2016」が開催されました。そこへ応募していた、情報工学科のAndroidアプリ「Elevator Fun(エレベータの楽しみ)」がBest 16 Appsに選定されました。

 このアプリは、Androidスマホを持ってエレベータに乗るだけで、「まもなく9階です。」「9階に着きました。」のように自動アナウンスしてくれるものです。加速度センサを利用したその動作原理については、すでに特許出願済み(特願2014-7477:山本富士男教授と田中博教授の共同発明)です。

 コンテストの結果は以下に発表されています。入選したアプリのソースコードは誰でも入手できます。

当方の応募作品に対しては、以下のように所見が公開されています。(2017-1-12現在)

Elevator Fun / Make Your Own Version Elevator Fun was developed by Professor Fujio Yamamoto of Kanagawa Institute of Technology, Japan to encourage his students to develop their own Android apps rapidly. The app estimates the next arrival floor of an elevator using the acceleration sensor, aka accelerometer, equipped on each phone. The app detects the velocity profile, in particular, the length of a constant velocity section, which corresponds to the number of floors the elevator passes through during a trip. Since elevators have different speeds, you can calibrate the app with the actual performance of your elevator. Great for those living and working in tall buildings!

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