2025年7月16日水曜日

稲作について生成AIに聞いてみた

 お米の値段、流通が話題になっています。近所を散歩していて、すっかり少なくなった水田ですが、まだ7月中旬だというのに、写真の通り、水田に水が全く無い!ひび割れしているじゃないですか!これじゃ不作になって、米の値段がさらに高騰するのではないか?

「中干し」でひび割れした水田(厚木市 2025-7-15)

 違いました!これは、梅雨明け前後に行われる、稲の生育を調整する手法で「中干し」と呼ばれるものでした。水を一時的に抜くことで、田んぼの表面を乾かし、酸素を取り込める様にして根の健全な発達を促す効果があるとのこと。田んぼをひび割れさせることで、土中に溜まった有害なメタンガスなどを排出させる、また、病害虫を防ぐ効果もある。水をなくすことで、稲に適度なストレスを与えて、育成を調整することにもなるらしい。

 いつ頃からこのような手法が取られていたのか?生成AIからの回答によれば、江戸時代中期にはすでに行われていた。つまり、水の管理の基本として、灌漑と排水が行われていた。17世紀末に書かれた「農業全書」(宮崎安貞著)には、「中干し」を指すと思われる以下の叙述があるという:

「分げつ過多の稲は倒れやすし、時に水を抜きてこれを止むるべし」

🟢感想
 私は、普段、量子コンピューティングやPythonプログラム開発に生成AIを使っている。だが、今回の様な調べ物にも、とても有用だと分かる。時代は変わってきた。今後はさらに、AIエージェントが、人に変わって勝手に?調べ物もしてくれるらしい。昨日、ソフトバンクからその事業化の発表もあった。小学生の夏の自由研究なども様変わりするだろう。ああ!

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