とうとう、ChatGPT Plus(有料版)を契約した。毎月$20の支払いだが、それだけの価値は十分にあるだろう。まず、無料版はGPT-3.5だったが、Plusでは格段に強力になったGPT-4が使えることが大きい。実はそれだけではない。各種のプラグインも使えるので、用途が大幅に広がるのである。無料版では、テキストチャットだけだったが、Plusではプラグインを使って、画像の高度な検索、画像の生成、グラフ描画、等々ができるのである。素晴らしい!
(->続編はこちら)
以下に、NASAの公開画像を検索できるSpace Photo Explorerというプラグインを試した結果を示す。NASAの公開画像は、ほとんど著作権フリーなので、ブログなどでも、こうして自由に掲載できる。天文、宇宙ファンにはとてもありがたいことだ。
--------------------------
▼山本:惑星に関して、何か珍しい天体ショーのような現象はありませんか。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
2012年6月5日、地球の隣の惑星である金星が太陽の前を通過する様子が、国際宇宙ステーションから撮影されました。このような金星の太陽面通過は非常に珍しい現象で、次回は2117年になると予測されています。
▼山本:確か、月から地球を望む写真があったと思います。それをお願いします。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
Apollo 11の宇宙船から見た地球が月の地平線上に昇る様子。写っている月の地形は、近くのSmyth's Sea地域です。
▼山本:感動的ですね。我々は地球上でどのように生きるべきかを考えさせられます。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
まさにその通りです。これらの画像は、地球が宇宙の広大な空間の中でどれほど小さく、そして特別であるかを示しています。宇宙から見た地球の画像は、国境や戦争、人種や宗教の違いなど、私たちが日常的に直面する多くの人工的な障壁を超えて、私たち全員が同じ小さな青い惑星に住んでいることを思い出させてくれます。
▼山本:月面に残した人間の足跡の画像を見たい。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
Apollo 11の宇宙飛行士が月面での活動中に70mmの月面カメラで撮影した、宇宙飛行士のブーツの足跡のクローズアップ。
▼山本:月に雨が降らないとすれば、このような足跡は半永久的に残るような気がしますが、どうでしょうか。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
おっしゃる通りです。月には大気がほとんど存在しないため、風や雨による浸食がありません。そのため、月面に残された足跡や宇宙船の着陸地点、さらには宇宙飛行士たちが設置した機器などの痕跡は、何百万年もの間変わらずそのままの状態で残ると考えられています。この事実は、月探査の歴史や月の環境の独特さを考えるときに非常に興味深いものとなります。
▼山本:月の重力は地球の重力よりもかなり小さいことを示す画像はありますか。月面で活動している様子などで。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
宇宙飛行士John W. Youngが月面でアメリカの国旗に敬礼している様子。彼がジャンプしている姿は、月の低重力を感じさせます。
▼山本:次に、火星の北極の氷の画像を見たい。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
火星の北極の氷冠の季節の変化の一例です。
▼山本:火星に生命の痕跡の可能性を探究する場所はありますか。その付近の画像を見たい。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
火星のJezeroクレーターは、過去の生命の兆候を探求するための主要な場所として選ばれました。このクレーターには、何十億年も前に川が湖に流れ込んでできたデルタが存在します。デルタは、古代の微生物の生命の兆候を探すのに最適な場所と考えられています。以下は、Jezeroクレーターとその周辺の画像です。
▼山本:海王星という名前の由来は分かりますか。また、その美しい画像があればお願いします。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
海王星は、ローマ神話の海の神「ネプトゥーヌス」から名前が取られています。ネプトゥーヌスは、ギリシャ神話の海の神ポセイドンに相当する神で、海や水を司る神として崇拝されていました。海王星は青く美しい色をしており、この色が海を連想させることから、この名前がつけられました。
▼山本:海王星とその衛星が写っている画像を見たい。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
以下はVoyager 2によって撮影された海王星とその大きな衛星トリトンの画像の一部です。
▼山本:冥王星の夜と昼が分かる画像はありますか。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
この画像は、Plutoの明るい高度の大気のヘイズが、日の出前と日の入り後に表面を柔らかく照らす方法を示しています。
▼山本:冥王星は巨大な衛星を持つとのことですが、それが分かる画像を見たい。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
カロンは、冥王星の5つの衛星の中で最も大きく、直径約755マイル(約1,215キロメートル)あります。冥王星とカロンは、そのサイズと質量の関係から、しばしば「二重惑星」として言及されることがあります。
▼山本:土星の輪を近くから撮影した画像が欲しい。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
以下は、Cassini宇宙探査機が土星の輪を近くから撮影した画像の一部です。この画像は、土星の輪の驚くべき詳細な構造を示しています。輪は、遠くから見るとぼやけて見える多くの小さなリングレットで構成されています。しかし、近くで撮影すると、輪の構造はかなりの変動を示します。
▼山本:土星の輪の影が土星に写っている画像が欲しい。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
以下、三日月の土星とその輪、そして輪の影が写っている全面カラー画像。
▼山本:将来地球に衝突する可能性のある小惑星はありますか。
▲ChatGPT(GPT-4 + SpacePhotoExplorer):
はい、地球に衝突する可能性のある小惑星はいくつか知られています。しかし、その多くのリスクは非常に低く、多くの場合、さらなる観測によって衝突の可能性が排除されることが多いです。(例)アポフィス (Apophis): 2004年に発見されたこの小惑星は、当初、2036年に地球に衝突する可能性があるとされました。しかし、さらなる観測により、そのリスクは大幅に低下しました。
興味深い対話はまだまだ続くのですが、この辺りで筆を置きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿