2023年6月21日水曜日

生成AIブロックがMIT App Inventorで使えるようになった(1)

 昨日(2023-06-20)、MIT App Inventor version nb193がリリースされ、新たに生成AI系ブロックが使えるようになった。すなわち、ChatGPTDALL-E2を利用するChatBotImageBotである。早速、簡単な例を考えて試してみた。なかなか素晴らしい!応用はまだまだこれからだろうが。(→続編はこちら)

●私の考えた簡単な質問:
「次の5つの行動からランダムに一つを選んでください:
learn quantum mechanics, lecture in front of students, climb Mt. Fuji, shake your dice, swim in the sea」

●ChatBotとImageBotの答え:
質問に答えて、どれかを(例えばshake your dice)選んで、そのイメージを図示してくれます!

 普通のアプリでは、行動リストの中からランダムに選ぶコードも書きます。しかし、ここでは、そのコードは書かずに、ChatGPTが指図を理解して選択しています。ここにも、生成AIの片鱗を窺えるのです。

 こんな風に楽しんでいると、なんと、OpenAIの無料枠API利用回数限度に達して使えなくなってしまった。だが、24時間後にはリセットされて、1日あたり数十回はリクエストできるようだ。それを超える場合は、有料プランの契約が必要。

[追加]他にもなかなかの結果がありますので、追加します。
 "harvest cabbage(キャベツを収穫)"と、"teach math(数学を教える)"です。それらしい雰囲気が出ています。Very goodですね。
 もう2つ行きます。2つの行動を同時に選んで、そのイメージを描いてもらいました!
"climb Mt. Fuji, teach math"(富士山にのぼり、数学を教える)と"swim in the sea and harvest cabbage" (海で泳ぎ、キャベツを収穫する)です。なかなか創作力ありますわ。

MIT App Inventor version nb193:
https://community.appinventor.mit.edu/t/mit-app-inventor-version-nb193/87279

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