前回の記事で、量子計算の式が混み入っていたので、万年筆の手書きをスキャンして貼り付けました。本当は、LaTeXで書くべきなんでしょうが、不慣れな私には苦痛でしたので。これをご覧になった元の職場の同僚だった博先生から、「手書き数式も味わいがありますが」という慰めの言葉をいただきました。しかし、同時に、Mathpix Snipというソフトで、手書き数式をWordの数式エディタへ貼り付けられる、という情報もいただきました。
これは試すしかありません。数式といえば、一般には微積の複雑な式を思い浮かべますが、今回は、ちょっと違って、Diracのケットベクトル記号や、ベクトルの直積、排他的論理和などからなる数式です。早速、一部を試してみました。
下図の通り、素晴らしい!完璧でした。ディープラーニングで画像認識の応用になっているようです。下部の緑のバーは、confidenceが100%近いことを示していますから、自信があるのでしょう。
手書きの縦棒"|"と数字の"1"は、区別が難しいと思われるのですが、きちんと認識されているので、おそらく、Diracのケットベクトルだと分かっている(学習している)のでしょう。
もう一つやってみます。カッコも多重になり、密になってきました。結果は、かなり良いです。手書きの、論理否定の上バーは認識されたようだが、出力に反映されなかった。このくらいなら、Wordの数式エディタにコピーして簡単に修正できますね。
結論として、ぜひ今後も使いたい!今、試しているうちに無料使用件数の上限に達してしまいました!分かりました、料金を払って使い続けます!
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