以前に書いた(その1)において、例題「ネットワーク堅牢性構築」に掲載されているネルギー関数(コスト関数)の説明は納得できると思うのですが、その式をイジングモデルの形の式にどう持っていくのかは、初心者には自明ではないかも知れません。
そこで、補足説明することにしました。下図に、何をやりたいのかを再度掲載し、結論として、外部磁場係数と相互作用係数はこうなる、ということを示しました。
さらに、簡単な例題を使って、これらの係数の求め方を示しました。下図の式(1')において、第1項と第2項の総和をとると、頂点i毎に、hi x Siの形が出てきます。この係数hiが外部磁場係数です。第3項は、どの辺の相互作用係数Jijも固定の1となっているので、問題ありませんね。
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