2022年3月17日木曜日

身近な春の雑草たちの言語学的解剖?(その2)

 前報(その1)の続編です。翌日に、さらに以下の3種の雑草を採取しました。本来は「言語学的解剖」のつもりでしたが、なんだかそれは野暮な気がしてきました。それはそれで、植物記述データベース(コーパス)を用意して本格的に取り組めばよい。ということで、今回は、追加した美しい花を眺めるだけで充分としました。

 前回は、植物を摘み取って持ち帰り、写真撮影していましたが、それだと、萎れたり、途中で花びらが落ちてしまう。そこで、今回は現地主義。白い紙を丸めて散歩に持参して、採取した植物を載せ、その場でスマホで撮影しました。

 そして、(植物図鑑などに頼らず)自分の観察に従って、以下に簡単な説明文を添えました。

オオアラセイトウ:ハナダイコン、ショカツサイとも呼ばれる。
 4弁の淡い紫色の花が美しい。少し縮れて波打っているようだ。葉の縁のぎざぎざは、花の姿に似合わず鋭い。Every rose has its thornということか。

スズランズイセン: 別名スノーフレーク
 鈴蘭に似た花のようだ。花弁の先端部にある緑色の斑点が珍しい。こちらも美しいが、有毒とのこと。

ハナニラ:
 花弁は6枚だが、3枚づつ違う面にあるように見える。白みがかった淡い紫色の美しい花。雑草と呼ぶにはふさわしくないようだ。 太古から生き延びてきたのか、神秘的でもある。

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