2019年6月24日月曜日

June flower, Hydrangea ("Ajisai")

The flower of the rainy season (June) in Japan might be Hydrangea ("Ajisai", in Japanese). At this time of year, I see this flower in the neighborhood. It is a calm, beautiful flower. Six years ago in June, I traveled to Victoria, Canada, to attend a conference. I remembered that the garden of the hotel was in full bloom. It bloomed at the same time though there was a considerable difference in latitude in Tokyo and Victoria. I was able to find the photo right away in Google Photo. The following pictures are some of them. It seems to be common to see the flower and to feel at ease.


2019年6月17日月曜日

Javaに関する2つのニュース

Javaに関する以下の2つのニュース(2019年6月)に注目したいと思います。

Due to copyright issues, I put a picture of my Java notebooks instead of a news image.

まず、Microsoftからの発表です。
「Visual Studio Codeでの新人Java開発を支援するJava Pack Installerがリリース」

以下の[1][2]にその内容があります。実は、Microsoftは、元々、AdoptOpenJDK projectのプラチナメンバーとしてその開発に関わった来たのですから、自然な成り行きとも思えます。ともかく、このMicrosoftの発表によって、Javaはさらに底辺を広げることになるのではないでしょうか。

次のニュースは、IT関連企業への転職で求められるプログラミング言語に関するある調査結果です。
「転職求人において最も多く要求されるプログラミング言語はJavaである」

参考資料[3]にあるとおりですが、エンジニア向け転職サイト「レバテックキャリア」での発表によれば、Java、PHP、Ruby、C#、JavaScriptの順だという。これ以外に、台頭著しいPythonのシェアについても言及があります。さて、みなさまはこの調査結果にどう反応されますか?

例えば、Java、C#、C++のうち、どれがもっとも優れているか?それは愚問ではないでしょうか。トヨタのハイブリッド、日産のe-Power、スズキのハスラー、それぞれに多くの愛用者がいます。プログラミング言語もそういった側面を持つ。

[参考資料]
[1] Announcing the Visual Studio Code Installer for Java
https://devblogs.microsoft.com/visualstudio/announcing-visual-studio-code-java-installer/
[2[ Visual Studio Codeでの新人Java開発を支援するJava Pack Installerがリリース
https://www.excite.co.jp/news/article/Cobs_1922225/
[3] 転職求人の多いプログラミング言語、2位は「PHP」 1位は……
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1906/12/news123.html

2019年6月7日金曜日

日本タンポポと西洋タンポポ(2)

前の記事(1)では、西洋タンポポと日本タンポポの違いをみました。そうすると、次は、Deep Learningで両者を区別してみよう、ということになりますね。

以前にもご紹介しましたが、子供向けのAI体験システムであるML4K(Machine Learning for Kids)を使えば、コーディングも全く無しに、直ぐに結果を得られます!制約はもちろんありますが、素早く使えるこの優れた環境は、大人も遠慮する必要はありません!使ってみましょう。

ここでは、西洋タンポポと日本タンポポの画像それぞれ18枚づつを用意して、それを学習させます。実際には、バックでIBM WatsonのVisual Recognizerが動きます。一般的な画像認識の学習には、数百〜数千枚の画像が必要でしょうが、少ない画像でも(最低10枚以上あれば)一定の結果は得られます。


通常、数分で学習済みになりますので、学習用とは別に用意した画像でテストしました。西洋タンポポと日本タンポポの画像それぞれ1枚でテストしたに過ぎませんが、下図のとおり良好な識別結果が得られました。


これじゃ、小学生の夏休みの宿題くらいにしかならないかも知れません。でも、これだけ簡単にAI技術体験ができることは、誰にとっても嬉しいことです!

日本タンポポと西洋タンポポ(1)

とうとう本日(2019-6-7)梅雨入りとなりました。情報工学科のブログに以下の記事が載っていました。そろそろたんぽぽも終わりの時期ですが、まだ綺麗に咲いているようです。

たんぽぽ(?)の自然群生
http://blog.cs.kanagawa-it.ac.jp/2019/06/blog-post_5.html

たんぽぽ(?)と疑問符が付いていますが、恐らく、たんぽぽだと思います。ところで、たんぽぽには、西洋タンポポと日本タンポポ(カントウタンポポ等)があります。最近は、西洋に押されて、日本のは減少傾向のようです。

さて、その見分け方ですが、以下の図のように、花の下側にある総苞の形態で決まるとのことです。渡辺坦氏による参考資料[1]には、以下のような要約記述があります。詳しい説明と写真も掲載されています。
  • セイヨウタンポポ: 葉は羽状深裂し、花は舌状花のみで、総苞片は反り返る。
  • カントウタンポポ: 葉は羽状深裂し、花は舌状花のみで、総苞片は直立する。



本日から梅雨入りということなので、雨がまだ降る前の早朝に、近くの田んぼのあぜ道へ行って探してみました。幸い、上図のとおり、西洋タンポポと日本タンポポの両方とも見つかり(両者は数十メートル離れていましたが)、iPhoneで撮影することができました。

情報工学科のブログ記事のタンポポも恐らく、日本タンポポのように見えますが、正確には、総苞を調べないと断定できません。

[参考資料]
[1] 渡辺 坦: 植物の名前を探しやすいデジタル植物写真集