(Neural Network Consoleを利用した当方の過去の記事)
しかし、今回の記事は、このNeural Network Consoleの解説本が本日、新たに出版されたということに注目します。2冊の目の本ということですが、1冊目は、Windows単体のNeural Network Consoleを使って、画像認識(CNNによる)の例題が主に書かれていました。それに比べて、今回の2冊目は、クラウド版のNeural Network Consoleを使った解説です。しかし、Windodws単体版でも使い方は基本的に同じです。それよりも、今回の新版では、RNNを解説しています。時系列データの処理、自然言語処理が含まれています。これには、またグラッときます。Deep Learningへ入力するデータの準備についても解説があります。Tensorflow - Kerasもあり、MATLABもあり、あまり目移りするのも良くないですが。
CNNでもRNNでも、本格的なディープラーニングをやろうとすれば、長時間演算となり、GPUが無いPCでは限界があります。しかし、あらたにGPU付きの高価なPCを買うのは躊躇します。買っても、そんなに使わないかもしれない。このジレンマ、なんとかならないか。
その一つの答えが、クラウドでGPU付きのマシンをレンタルで使うことです。Amazon、Googleでもそれはやっています。しかし、私は、このソニーのクラウド版Neural Network Consoleがいいのではないかと思っています。というのは、それと同じ環境のWindows版が手元にあるわけですから、その上で徹底的に試行すればよい。そして、いよいよ、本格Deep Learning 決行となれば、そのデータなどをクラウド側へ移して実行すればよい。クラウド料金体系(CPU, GPU有無やProcessing Time従量課金)も明確ですから、その時だけクラウドにすれば良い。
ということで、しばらく休止していた、Neural Network Consoleの利用を再開して、意味のあるAIアプリを開発する方向に向かう。そのような状況で、今回の新刊出版はとても参考になりそうです。
(注)クラウド版のNeural Network Consoleは、CPU合計10時間(GPU無し)、Work Space 10GB、Project 10個の範囲で無料となっています。それを越えて使う場合は、従量制で課金(GPU使用指定も可能、予算上限設定も可能)のオプションがあります。小生の場合、上記で示した「お菓子の袋を振った音の認識」の一連の試行で、すでに無料枠CPU約6時間を消費してしまいました!(1回当たり、CPU 30分前後の試行でしたが。)
(注)クラウド版のNeural Network Consoleは、CPU合計10時間(GPU無し)、Work Space 10GB、Project 10個の範囲で無料となっています。それを越えて使う場合は、従量制で課金(GPU使用指定も可能、予算上限設定も可能)のオプションがあります。小生の場合、上記で示した「お菓子の袋を振った音の認識」の一連の試行で、すでに無料枠CPU約6時間を消費してしまいました!(1回当たり、CPU 30分前後の試行でしたが。)
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