セミの抜け殻の例
https://ja.wikipedia.org/wiki/セミ
私が 感じたのは、数千個もセミの抜け殻があるとすれば、これはDeep Learningによる画像認識(画像識別)の対象として非常に適しているのではないか!ということでした。非常に貴重な実データなのである!日本のセミは、ニイニイゼミ、クマゼミ、ツクツクホウシなど数種類のはずであるので、雄雌の区別をするとしても、数千個の抜け殻を、10種類程度に分類することになるからである。(実際には5,000個もあるそうなので、500個を学習データにして学習させ、残り4,500個をテスト(評価)データとして分類する。)
先の記事では、数種類のコインの分類を、(コーディング無しで)分類することをやってみた。そのために、Machine Learning for Kidsというwebサイトを使った。もしも、学校の先生がこれを利用して適切に指導できれば、小学生でもDeep Learningの世界に触れて、さらに素晴らしい自由研究につなげられるのではなかろうか。
北山君は、NHKの取材記者の求めに応じて、抜け殻を手にとって裏返し、「これは、クマゼミの雄」などと応えていた。抜け殻のお尻の微妙な形の違いで雄雌が分かるという。Deep Learningではそのような特徴は人間が与えなくてもよい。北山君の判定とDeep Learningの認識にどのような差が出るかも興味がありますね。
まもなく、小学校ではプログラミングが必修になるという。必ずしも直接的にプログラミングにタッチしない場合でも、このようなITと理科を結びつけることが重要になってくるように思われる。
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