私は、アートはやっていないので、本格的な3Dグラフィックスは必要ありませんが、時として、(線画でもいいので)簡単な3Dのシミュレーションをしたい場合があります。特に、
マルチエージェント指向においてです。幸い、NetLogoには、
NetLogo3Dがあり、手軽に使えます。
簡単な3D例題がシステムにも組み込まれています。例えば、下図のように、高さの異なる3つの山がある地形において、谷のある地点から、最も高い山に登るとします。そのための簡単な方針は、自分の近接8箇所(8パッチ)のうちで、自分よりも高いいずれかの方向へ行くことです。以下のようになります。
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いつも近隣のより高い方向へ進んだ場合 |
ある山頂に達しました。しかし、これは最も高い山ではありません。実は、最も高い山は左下の山です。基本方針は、自分の周囲のより高い方向を目指して進むのですが、ある低い確率で、逆に自分よりも低い方向を選択してみます。そうすると、時々、うまく、最高峰に達します。ここでの、3Dビジュアル化は、探索方針の理解や策略を練るのにとても有用な気がしてきます。
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時には自分の位置よりも低い方向へも進むと、最高峰へ行ける場合がある
(いつも成功するわけではありません。) |
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